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V-Carnivalライブレポート 〜Virtualの5年とこれから〜 #01 Day1

久々すぎてブログの書き方を忘れた青りんごです。1年以上ぶりかな。
ここのブログタイトルの通りいろいろな実験場として、いろいろなものを書き溜めて(そしてだいたい長続きしない)いるわけですが、久々に新しいものとしていわゆるV-(Tuber|Singer|Artist)関連の記事を書いて行こうと思う。
今回1発目の記事は、先日開催されたV-Carnivalのレポートを中心に、Virtual界隈のこれまでとこれからを振り返っていく。
(※使用しているスクリーンショットの著作権はV-Carnival 実行委員会に帰属します。)

#01 Day1←今ここ
#03 Virtualの今までの5年を振り返り、これからの5年を考える
(一部ツイキャス配信の再録を含みます)

TV局バックエンドだからこそのAR演出

まず今回のライブで特筆すべきところは、やはり圧倒的なクオリティのAR演出である。一般的なVirtualライブでは、

  • スクリーンや透明なボードにキャラクターを投影する
  • 完全にVRなステージで行う
な2パターンが多く、どうしてもスクリーンから感じられるギャジー名感じであるとか、全てCGで構成されたステージなど「映像である」というのはどうしても感じる点はあった。

しかし、今回は実際に組まれたステージにノンマーカーで合成されたCGが乗り、実際の光源やレーザーとCG上での演出が非常に調和が取れていた。これには、リアルでの演出の長けたフジテレビFNS歌謡祭スタッフと、CGでの演出の長けたLATEGRALOGIC&MAGICのタッグが取れた結果である。
なおかつ、今回は完全無観客であるという前提で設計された(であろう)ことからAR演出を全面的に押し出した演出が出来ることでこのような圧巻の映像を作り込む事ができたのだろう。
光源と人物がしっかりリンクしているのも今回の特徴。細かい部分でもこだわりが光る。

王道でバランスが取れた出演者とセトリ

そのような万全な演出の中で、出演した方々も非常に豪華な顔ぶれが揃った。所属や経歴に関係なくVirtualの音楽シーンを引っ張ってきた方々(いわゆる「歌うま」)でしっかり固められ、曲目もそれぞれの十八番やオリジナル曲を持ってきていた。前後の関係性もしっかり練られており、MCパートもしっかりと取られておりしっかりとした歌番組として成立されていた。
そんな曲目を出演者紹介も交えながら、紹介していきたい。(以下人物紹介時敬称略)

Day1
開演一発目、出だしからアゲていくスタイル流石である。ステージを縦横無尽に動きつつ、力強い歌声で歌っていく2人はいいユニットであった。



所変わってMCパートではお台場の大階段よりコーナーが展開された。Day1のMCはにじさんじの委員長こと月ノ美兎さんとニッポン放送の吉田尚記(ナカノヒトナドイマセンヨ?)こと一翔剣さんが努めた。途中でSPゲストのえなこが出てきたとき、実在⇔非実在の壁が曖昧になったような気がした。あと、意外と2人の相性が良いのでどっかで番組持ってほしいなあ……
現実と非現実が混在したこの映像で肝を抜かれた方も多いはず

#2 天球、彗星は夜を跨いで/星街すいせい
#3 NEXT COLOR PLANET/星街すいせい
先程のHIMEHINAユニットから続いて、星街すいせいさんのソロ2曲となった。最初の天球〜は鋭利なイメージの音楽に憂いが交じる歌声で歌い上げる。次のNEXT〜はライブの高揚感を想起させるようなビートと歌声がマッチした曲になっている。


すいちゃんのアンニュイな表情は意外と珍しかったりする



#4 ヴィラン/緑仙
Villain=悪党(英)、諸説ありますが心と体の性別が一致しない主人公が自らの気持ちを偽ったのを歌ったという考察もある中で、性別不詳の緑仙さんがこれを歌っていることにはとても解釈一致感がしてよい。今回のライブでも中性的歌声を披露してくれた。


#5 夜に駆ける/緑仙 x 竜胆尊
意外と同一箱内でもコラボしてこなかった2人のコラボ。女性コラボのような高音域もありながら、どことなく安定感もある2人の色が出ている。

#6 からくりピエロ/竜胆尊
去年末にじさんじユニット歌謡祭を主宰した呑んだくれの尊さんであるが、今回はソロでも出演。華麗なステップとともに、透明感のある歌声を披露した。ぜひともソロのうたみた動画の投稿にも期待したい。

#MC2 星街すいせい x 月ノ美兎
登場時の「すいちゃんは〜?今日もかわいい〜!」で限界化してる委員長だが、そもそも初対面である。好きな食べ物で、委員長の「赤子の手のようなもつ」とすいちゃんの「魚の目玉」という地味な話題を展開するのはある意味いつも通りである。なお初対面である(2回目)。
そして、すいちゃんが委員長のアンチグラビティ・ガールが好きというのを熱く語っているのも非常に印象的だった。今度コラボして。

#7 アディショナルメモリー/花鋏キョウ
#8 アンノウン・マザーグース/花鋏キョウ
透明感のある歌声の実力派。今回はオリ曲ではなくカバー曲2曲でしたが、とりわけアンノウン・マザーグースを一人で歌いきったのが驚き。奇しくもwowaka3回忌が近かったのもあり本人たっての希望で入れ込まれたこの曲。早口の歌唱や「この声↑に」のようなwowaka節もしっかり。人間が歌うように考慮されてないんですが。ぜひとも下のコラボで歌ったときのも聞いていただきたい。



#9 かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!/本間ひまわり
#10 完全放棄宣言/本間ひまわり
今回のライブの特徴として、意外とゲーム実況メインの方も出演されているのもポイントで本間ひまわりさんも言わずと知れたにじさんじのゲーマーズである。普段の元気な感じを全面的に押し出した曲セレクトになっている。


#MC3 花鋏キョウ x 月ノ美兎
普段は生でフリートークする機会がない花鋏さんであるが、天然で刺していく感じで意外とフリートークもできそうな感じ。鋏だけに。
かなり委員長の配信も見ていらっしゃるようで、伝説の「彼氏持ち配信」や創作料理「罪」などなどの話も。委員長は、Re:AcTメンバーにLINE既読チキンレースをするという闇のゲームを勧めていたのでやめて差し上げろ。

#11 ただ君に晴れ/樋口楓
#12 アンサーソング/樋口楓
昨年にはメジャーデビューしたでろーんだが、今回はこの2曲を引っさげて登場。天井部分までいっぱいに覆われた青空のエフェクトはARライブっぽい良い演出。普段の配信とは打って変わったかっこいい歌声にぜひ注目。



#13 チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!/月ノ美兎
#14 アンチグラビティ・ガール/月ノ美兎
全日通して一番AR演出を使いこなしてたのが、委員長のアンチグラビティ・ガールだと個人的に思う。曲のスタートで浮き上がる委員長と、サビでステージエリア全体が宇宙をイメージした背景に差し替わり2色のレーザーが行き交う様子は圧巻。MVではLive2Dを通してたのだが(これもこれでメッセージ性を感じてよかった)、今回は3Dバージョンとも言うべきぐらいの仕上がりになっていた。MC1ですいちゃんが言及してた、イノタクサウンドと委員長らしい歌詞にも注目です。



#MC4 樋口楓 x 本間ひまわり x 月ノ美兎 x えなこ
にじさんじメンバー大集合の中、にじさんじの野良猫こと文野環さんのコスプレをして登場した。なお仕事ではなく、個人的付き合いによる趣味制作らしい。すごい。配信当時野良猫3Dと言われていたが、後日本物の3Dモデルのお披露目配信がされた。相変わらず暴走猫であった上、そもそも今回出演してない。



#15 ウミユリ海底譚/猫又おかゆ
流石安定のおかゆんである。今回は溺れてない。ステージセットと海が合わさった感じが、とてもアクアマリンふくしまの大水槽に思えたのは私だけである。


#16 ボンバーキングのテーマ/戌神ころね
誕生日で度肝を抜いた選曲で話題をかっさらったあのボンバーキングのテーマがライブでも登場。前説が完全にレトロゲームオタクなのがころさんらしい。


#17 ヒャダインのじょーじょーゆーじょー/戌神ころね x 猫又おかゆ
さっき奈落に引っ込んだところに声かけているところから、完全におかころワールドが展開されている。無駄におかゆんのセルのクオリティが高いのと、なぜかころさんがカカロットォォォ(どうしてこうなった
AR演出上での注目点があって、バルーンが降り注ぐ演出でバルーンをけとばすとちゃんとその方向に飛んでいくところ、最後に花火を打ち上げるのはARだからこそなところでかなり後半でもまだまだ演出の見どころがあるのがよく練られた構成。




#MC5
一呼吸おいて、ここから一気にラストスパートへ

#18 相思相愛リフレクション/HIMEHINA
#19 流れ行く命/HIMEHINA
#20 劣等上等/HIMEHINA
Day1のトリを飾ったのはこの二人。安定のパフォーマンスと緩急の付け方が流石である。ぜひ2曲のオリ曲は聞いていただきたい。とりわけライブでは初披露になった流れ行く命はグッと来た方も多いだろう。なお、後のMCで「サ終したソシャゲを思い出す」という温度差で風邪引くw






#MC6
「リアルに存在する3D」、一見矛盾するようなコメントであるが今日のライブを見てきて何故かすっと入ってきたのは今回の演出が自然であったことの裏返しでもある。
フジテレビの大階段は確かに存在する。しかし……

長くなりすぎたのでDay2は別記事へ……

コメント

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